
アレルギー持ちの自分が飲めるタイプの痛み止めはインフルエンザのときには飲めないらしく、「病院としては処方できません」ということになってしまった。なので強がって「じゃあ痛みは我慢します」と即答。
ところが、痛みの部位がほぼ全身&肺周辺が強い、というやっかいな状態で、ちょっと動いてもあちこち痛いし、深呼吸や咳き込んだりしたら大ダメージ。ウイルスさん本気です。起きてるうちは安静にしてたら大丈夫だけど、夜が寝れなくて大変だった。
結果、寝てるのか起きているのかわからないような睡眠を繰り返しながら半日以上はベッドの上で、シャーレの中で培養されている菌の気分を味わっていた。安い加湿器の音が、なおさらその臨場感を掻き立てた。
そもそも病院に行くタイミングについて思い返してみると、症状が出てすぐに行ったにもかかわらず、検査では(通常10~15分で結果が出るものが)1~2分でインフルエンザと判断され、『菌がたくさんいる状態です』とか言われてしまった。行く決断は早かったと思うが、その前の自覚症状が遅かった、と言えるのかもしれない。この日は休日だったが、午前中まで仕事が残っていて、気が張っていたところはあった。
そして病院で【イナビル】という薬を吸入したのだが、後で説明書を見てみたら『インフルエンザウイルスの増殖を抑える薬』とのこと。もっと早く病院に行けたらこの体の痛みも薬の吸入で減らせたのかもしれないな、と思った。
それと同時に脳裏をよぎったのは、「吸入系の薬」と「呼吸器周辺の痛み」に関連はないのかどうか。すでに増殖していたウイルスと相まって、悪い方向に作用した可能性がないわけではない?考えすぎか。
ここ数ヶ月続けていた肉体改造も、さすがにいったんストップ。終了予定も1ヶ月伸ばすことにした。
トレーニングで代謝と免疫をかなり上げていたはずなのに、病に。。と嘆いていたが、一つヒントになりそうな『インフルエンザ時の胸の痛み』についての記述があった。
筋肉でウイルスが増殖して炎症を起こす訳ではなく、ウイルス感染による細胞性免疫の異常な亢進状態が、筋肉の多くにダメージを与えるのが原因
すなわち、一種の過剰な免疫反応といえるらしい。この場合、免疫を上げていたことは逆効果?で、アレルギー同様に自己免疫に関連した症状ということで辻褄が合う。
人体や免疫のメカニズムというのは、なかなかままならないものだ。
『体の痛み→ダメージ受けてる→栄養が必要』と判断して各種栄養素は十分に摂取している。少し体重も戻るだろう。元気になったらすぐにリカバーする予定。
病も体型も、感情でさえも、生体上の化学反応にほかならない。
結果を紡ぐ要因と理由は意外とシンプルに転がっている。けれどそれを見つけて理解し、受け入れ、対処するのは容易なことじゃない。
インフルエンザにかかったことないからよくわからないけど、普通そこまで考えないよな~しょうりきさんらしいなーと思いながら読んでいました。すごく痛かったんですね。大変でしたね。
免疫のこと、私も少し学んでる最中なので勉強になりました。
2014/03/22 | URL | shoko #-[ 編集]