松くい虫被害について


 奄美大島では平成2年に瀬戸内町で最初に松くい虫被害が発生しました。その後、被害区域が徐々に拡大し、昨年は、奄美市住用町及び名瀬地区でも松くい虫被害が拡大しています。このため、市では平成20年度から松くい虫防除事業により、枯れ松の伐倒駆除により、被害対策を行っているところです。また、奄美市保存樹については、樹幹注入による予防を行っています。ところが、今年になりまして、名瀬地区及び住用町のほか笠利町でも被害を確認しております。
 松くい虫被害の原因は「マツノザイセンチュウ」という体長約1ミリの小さな線虫が健康な松の樹体内に侵入し増殖することにより松は衰弱し枯れてしまいます。ところが、この線虫は自分で別の木に移動することはできずに、「マツノマダラカミキリ」という昆虫が線虫をマツからマツに運び、松枯れが拡大しています。
 被害対策としては、次の取り組みがあります。
①伐倒駆除(ばっとうくじょ)
 被害木を切り倒し、小さく切断したうえシートをかけ、その中に薬剤をかけてくん蒸してカミキリの幼虫を駆除し、被害を抑制します。
②樹幹注入(じゅかんちゅうにゅう)
 前もって薬剤を健康なマツに注入し、侵入してきたマツノザイセンチュウの増殖を防ぎます。
③樹種転換
 自然環境に配慮しながら、可能な限り広葉樹への樹種転換を実施する。

 市としても、県大島支庁と全面的な提携のもと「松くい虫被害対策方針書」(奄美大島流域森林・林業活性化協議会)に基づき、奄美市全域で被害松の伐倒駆除を実施し、松くい虫被害の拡大を抑止します。
 また、市民の皆様にも次のことをお願いします。
①被害発生地域からの薪炭用マツ材の購入及び移動は自粛する。
②マツ立木の巻き枯らしは、松くい虫被害を誘発するため自粛する。
③人家等へ影響がある枯損木は、地域を挙げて早期発見・通報に努める。
④自然環境に配慮しながら、可能な限り広葉樹への樹種転換を実施する。

奄美市内における松くい虫に関するお問い合わせ及び情報提供は、
▼奄美市役所農林振興課
 52-1111(内線1403)
▼住用総合支所産業建設課
 69-2111(内線2313)
▼笠利総合支所産業振興課
 63-1111(内線3046)まで
2009/09/29(Tue) | 記事のURL | 奄美屋日記 | コメント(0) | トラックバック(0) | ▲ top
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